神経障害性疼痛の改善方法【ストレスからくる痛みとさよなら】

神経痛が起こる疾患

女医と看護師

神経痛が起こる疾患の原因

神経障害性疼痛とは、何らかの原因によって神経が異常に興奮し痛みが起こる疾患です。神経障害性疼痛の発症の原因は現在明らかにはなっていませんが、精神的ストレスが脳の中枢機能を低下させることで、神経の興奮に繋がっている可能性が高いとされています。痛みを感じると、脳にはその痛みを少しでも抑えようとし、痛みを緩和させる物質を出す機能が備わっています。しかし精神的ストレスの蓄積は、その脳の機能を低下させてしまい、普段より強い痛みを感じるようになってしまうのです。神経障害性疼痛の代表とも言える疾患が、帯状疱疹後神経痛です。幼い頃に患った水ぼうそうのウィルスは体内に潜んでいることが多く、ストレスにより体の免疫が低下するとそのウィルスが活動を始め、帯状疱疹を引き起こすのです。帯状疱疹が完治した後も、ストレスが原因で脳から鎮痛物質が出ずに、皮膚の痛みだけが長く残る状態を帯状疱疹後神経痛と呼ぶのです。また糖尿病と長く付き合っている患者は、完治後も痛みや痺れが続くことが多く、この状態を糖尿病神経障害と呼びます。この状態も神経障害性疼痛に分類されます。

神経痛が起こる疾患の治療

神経障害性疼痛が発症すると、その痛みを避ける為に体を動かさないようになる患者が多いのが、この疾患の特徴です。体を動かさないようになると筋力が低下し、免疫機能や体力が低下し、ますます痛みを感じやすくなるといった悪循環となってしまいます。自身の痛みと向き合うことが重要であり、病気の完治後もビリビリとした痛みが続く場合は我慢をせずに、すぐに病院での検査を行いましょう。病院での神経障害性疼痛の治療は主に薬物療法です。用いられる主な薬剤は非ステロイド性消炎鎮痛薬、アセトアミノフェン、神経障害性疼痛治療薬などです。病院での薬物治療は様々な薬剤を痛みの程度や症状に合わせて使い分けるのが基本となります。薬剤は必ず主治医の指示に従って服用しましょう。薬剤の副作用や、服用により新たな症状が現れた場合はすぐに主治医、薬剤師への相談が大切です。ヒリヒリ、チクチクした痛みの感じ方が神経障害性疼痛の特徴と言えます。これらの症状が現れたら病院は整形外科、場合によっては脳神経外科、神経内科を受診しましょう。